株式会社 シーウェイエンジニアリング様

ホームページ制作事業

まずはヒアリングでゴールを明らかに

シーウェイエンジニアリング様は、公共の土木工事の地質調査を支える測量のプロフェッショナル。10年以上前に作られたホームページがあり、リニューアルを意気込んでおられたのですが、本業のお忙しさと作り方への迷いから、なかなか完成できずにいるというお悩みをお聞きし、お手伝いさせていただくこととなりました。
途中までできたホームページを見せていただくと、使用する機材や解析手法の説明など、業界の玄人向けの難しい情報がずらり。でも、お話をお聞きしていくと、ホームページで得たい成果は、採用で新しいエンジニアを獲得することだったため、「大学生にとってわかりにくいホームページになっている」「何ができる会社か伝わりにくく、情報量が多すぎて離脱の可能性が高い」ことなどを正直にお伝えしました。
このように、まず「制作物の目的」を明確にするのは、私たちがどんな案件に携わる際も行っていることです。ゴールが決まれば、それに対して「こんな見せ方はどうですか？」というご提案ができます。すると、お客様も「それならこれを入れたい、あれを入れたい」というフラグが立てることができるので、それを目的に合わせて整えていく。ゴールを見据えた情報整理こそが大事だと考えています。
 

見る人の視点でコンテンツを考える

サイトのメインの目的は採用に絞られたため、大学生が知りたい「どんなふうにキャリアを重ねられるのか」をイメージできるよう、社員の声を紹介することをご提案しました。特に、シーウェイエンジニアリング様の事業内容は、一般人にはわかりにくい専門的な領域。自分が入社して、3年目、5年目、さらにベテランになったらどんな風に働いているのか、学生目線で未来像を描いてあげることが大切でした。
また、企業理念など、会社のコンセプトもトップページから見せていく提案も取り入れていただきました。どのような大義で事業をしているのかは、社風や企業の考え方を知る上で外せないコンテンツです。また、実際には実現が難しかったのですが、学生の仕事へのワクワク感を高めるために、新幹線や美術館など、自分たちの仕事が最終的にどんな完成物につながっていくかを見せるご提案も行いました。
このように、学生の目線を一番に考えながらコンテンツの組み立てを行い、情報を絞り込んでいくことで、より目的の達成に貢献できるサイトを制作できました。